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孔子が亡くなった際、「顔が似ている」という理由で、多くの門弟から慕われていたのが有子である。 それによると、孔子亡き後の学団の後継者と目されていたのが有子であるが、曾子らの反対に遭い、後を襲うことは出来なかったとされる。 事実はどうか。 有子は孔子の後継者である。 断言して良い。 多数の同僚から支持を得、多くの弟子を抱えていたのは、他ならぬ有子である。 このことは、有子の学識、所作が並外れていたことを示している。つまり、教団で抜きん出た存在だったのである。 次に、有力者の推挙を受けていた。「編集責任者」の。 晩年の孔子は、「編集責任者」に万事を委任していたのである。 だから「学而」冒頭の一節が出てくるのである。 おさらいしよう。 孔子の学問の流れは、 孔子 → 「編集責任者」 → 有子 が正統なのである。 (続く) 追記 本ブログは「春秋編」及び「孔子・弟子・家族編」の姉妹編である。併せてご愛読頂ければ幸いである。
by 2-shikou
| 2007-11-23 20:32
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